201908大山の夏
暑い日が続いています。 山歩きには厳しい季節ですが、夜の気温の低いうちに山頂を目指して、伯耆大山に登てきました。 いつものコース、夏山道ではなくユートピア小屋を目指すコースです。 今回は、片道4時間もかかってしまいました。 自分の年齢からすると、そろそろ厳しくなってきましたね。 でも、その厳しさよりも、稜線からの素晴らしい景色や花々が心を癒してくれて、また行きたくなるんです。
早朝の5時ころ、朝明けです。
ユートピアの稜線に出てきました。 大山北壁です。
朝日がまぶしいー
ユートピア小屋です。
いつもながら綺麗な景色です。
イヨフウロ。
シモツケソウです。
北側の景色です。
三鈷峰への山道です。
北東側の景色です。
東側の景色です。
烏ケ山です。
ダイセンオトギリ。
ソバナです。
南東側です。
南側。 天狗峰です。
北西側です。 大山、米子の町と弓ヶ浜、そして三鈷峰です。
綺麗ですねー。 素晴らしいー。
写真では、この空気感はなかなか伝わらないのですがー
201908木谷沢渓流
あまり暑い日が続くと、好きな山歩きもままならず、涼しげな渓流を歩きたくなりますね。 丁度一年前にも訪ねていましたが、奥大山にある木谷沢渓流に行ってきました。 標高は700mほど。 気温は5度程度涼しい計算なので、歩いていて気持ちが良かった。 C・Wニコルが紹介して、少しずつ名前が知られてきたのかな。 今はもう、観光バスも立ち寄る場所になってきたようです。
ふもとのまち江府町の御机(みつくえ)地区には、心惹かれる田舎の景色が残っていました。
ここから木谷沢渓流です
渓流の撮り方にも色々あると思いますが、こんな撮り方をすると
違った景色に見えてきますね。 フィルターを色々試してみたいですね。
201906玉泉寺のコアジサイ
中国山地の山深くにあり、平安時代末期の寿永三年のはじまりと言われる玉泉寺は、古来より続いている病気平癒の加持祈祷のお寺だそうです。 湯原温泉の少し北西の山間部、標高約460メートルにあり、境内には四季を通じていろいろな花が咲いていて、心が癒されます。 山陽新聞デジタルで、この玉泉寺のオオヤマレンゲが紹介されていたので、見に行ってきました。
住職ご夫妻が、とても山野草の好きな方で、色々な花を紹介してくれました。 印象に残った花はコアジサイです。 もう1週間もすれば綺麗に花が咲きますよ。 ・・・
玉泉寺を見上げる
一面、ヤマボウシです
オオヤマレンゲと熊蜂?
オオヤマレンゲです
地蔵さんが出迎えてくれます
1週間前のコアジサイです
八重っぽいオオヤマレンゲですねー
近隣の風景です
タニウツギですね
これはミヤマヨメナでしょうか
ササユリが咲き始めました
モミジはモミジでも何モミジかな?
鉢の山野草も沢山ありました
重複になりますが・・・ 住職ご夫妻が、とても山野草の好きな方で、色々な花を紹介してくれました。 印象に残った花はコアジサイです。 もう1週間もすれば綺麗に花が咲きますよ。 夜、月明かりに輝くコアジサイの花は、キラキラ輝いて、とても綺麗なんですー
そんな話を聞いたものですから、1週間後もう一度この寺を訪ねてみました。 コアジサイ。 決して華やかではありませんが、コアジサイの群生は、綺麗でした。
夕方6時頃の写真ですが、ふわっと輝くようですねー
地味な印象ですが、じっと見ていると品があり、味わい深いものがあります。
月明かりで見てみたいですねー
どんな輝きなのだろう。
想像を膨らませながら、しばし目を楽しませていただきました。
自然の美しさは、時に感動で、心が震えてくることがあります。
そんな感動を、心に刻みつけて行きたいですねー
201905 ゴールデンウィークの蒜山
今年のゴールデンウィークは、一座だけに絞って山を歩いてきました。 とはいっても、下蒜山から中蒜山への縦走なので、けっこうな距離です。 この山道には、カタクリやイワカガミ、イカリソウ、ダイセンキスミレなどの花々が咲き、絶景も楽しめ、誰にもお勧めしたい山道ですが、やはり縦走の二座ともなると体力が必要ですね。 年々、きつくなってきていますが、少しでも長く歩き続けて行きたいですね。
新緑の綺麗な山道です
いつもの笹原を行く
下蒜山八合目付近からの絶景です
蒜山高原も見えてきました
いやー カタクリですねー
カタクリの山道が続きます
下蒜山の九合目です
こんどはイカリソウです
こちらはオオカメノキですねー
いよいよイワカガミです
ダイセンキスミレも沢山咲いていました
イワカガミです
中蒜山を見上げる
中蒜山から少し下り、展望所からの絶景です
上蒜山です
上蒜山の背後に矢筈ケ山と甲ケ山が見えています
今年も、なんとかこの縦走路を歩けました。 同じようで、毎年少し違う
けれども、ちゃんとそこに咲いていてくれる。
自然の温もりが感じられる山道です。
201904イワウチワとブナの西仙・東仙コース(那岐山)
今年も、那岐山の山道に咲くイワウチワを見に、鳥取県側のルート(西仙コースから登り東仙コースで下山)を歩いてきました。 鹿の食害は続いているようで、網を張って保護されている場所だけ、イワウチワが群生していましたね。 保護されていない場所は壊滅状態で、ほとんどが食べつくされているようでした。 残念ですねー。 春のこのコースは、イワウチワ、ブナの山道、そして山頂からの展望と、見どころも多く、多くの人に楽しんでいただきたいコースです。 いつまでも残して行きたいですねー
登山口手前の集落です
ミツマタが群生していました
渓流も綺麗でしたねー
西仙コースのイワウチワです
標高1000m付近です
稜線まで出てきました。 縦走路を24mmで。
こちらは14mmです
西峰から山頂を望む
天照大御神と書いてありますねー
那岐山山小屋と山頂です
山頂から見る西峰です
山頂で一服です
東仙コースのブナの山道です
東仙コースのイワウチワです
イワウチワ三昧でしたねー
朝に、登山口までの車中から、別々の二頭の鹿を見かけました。 車道で見かけるくらいですから、相当の数の鹿が生息しているのではないかと想像できます。 食害の話も聞くようになりましたので、イワウチワだけではなく農家にとっても大きな問題となってきているようですねー
蒜山三座の見える風景
もう10年も前になりますが、「蒜山三座の見える場所を知りませんか?」と聞かれ、当時は林道川上二号線あたりしか知らず、あまり参考になるポイントを教えて上げられませんでした。 以来、機会あるごとに三座の位置を気にしながら車を走らせたことを思いだします。 今回、アップしている写真は、そうして見つけた二か所のポイント。 アサナベファーム付近とハーブガーデン付近からの写真です。 アサナベファーム付近の景色は、蒜山と大山の雄大な景色を背景に、本当に牧場らしさが伝わってきますねー。 ハーブガーデンからの展望も、これも素晴らしい。 いずれ、季節を選んでじっくりと撮ってみたいですね。
(アサナベファームから三平山、大山、烏ヶ山を見上げる)
(朝鍋鷲ケ山とファーム)
(まだ雪の残るファームです)
(ファームから蒜山三座を望む)綺麗です
(ハーブガーデン付近からの蒜山三座)
(テラスから)
(ハーブガーデンからの展望)
どちらから望む蒜山三座も綺麗ですねー
最近は、ドローンを飛ばして撮ることも可能な時代ですが、
私は、これからも、足で探していきたいですね。
201903 龍ノ口山
龍ノ口山の麓には旭川荘という医療福祉施設がある。 龍ノ口山を歩くたびに、この大きな施設にはどんな人たちが暮らしているのだろうという思いがわいた・・
3月中旬、この山を歩こうと訪ねてみると、駐車場から龍ノ口八幡宮へ通じる下道が寸断されて通れなくなっていた。 しかたなく、大回りとなる旭川荘を通る中州の道を歩いてみることにしました。 近くで見ると、本当に大きな施設なんですねー。 身体の不自由な子供たちの施設、知的障害を持たれた人たちの施設、老人ホームなどなど。 あとでネットで調べたんですが、幾つもの拠点があって利用者は3000人、職員2000人と規模が大きいです。 旭川荘は、川崎医科大学やお兄ちゃん(安國)の卒業した川崎医療福祉大学の創設者、川﨑祐宣氏が「敬天愛人」の人間尊重の精神をもとに創立したんですね。 医療と福祉が一体となった医療福祉の理念を抱き、その実践として旭川荘を構想されたそうです。 この山を歩くと、時々出会うんです。 施設の子供たちに。 不自由なところはあっても明るく仲良く歩いている皆さんからは、どこか清々しい気持ちにさせていただいていました。
右が龍ノ口山、左が旭川荘のある中州です
中州から見た龍ノ口山です
龍ノ口山側から見た旭川荘です
龍ノ口八幡宮の入口
登山口でもあります
歩き始めるとすぐに梅畑
龍ノ口グリーンシャワー公園を見下ろします
山道はごつごつとした岩場です
旭川を見下すポイントまできました
龍ノ口八幡宮です
八幡宮からは、アップダウンのある縦走路を行きます。
途中の展望所です
何の種でしょう?
グリーンシャワー公園まで下りてきました
龍ノ口山はここまでですが、ついでに春の花を見に近くの半田山植物園まで足をのばしてみました。 半田山は県立の植物園なのでいつ行っても季節の花を楽しめますねー
サンシュユの花です
スイセンも色々ですねー
ユキヤナギです
ハクモクレンですね
展望所から
これもスイセンですね
目立ちませんがハコベです
こちらもどこにでも咲くホトケノザです
こちらは、梅ではなくボケです
3年前。 シニアナビ岡山というタウン誌を発行している会社から、岡山の山の写真を提供してくれないかという打診があり、この龍ノ口山の写真も合わせて提供させていただいたことがありました。 ながく岡山の山々の写真を撮っていると、そんなこともあるんですねー
ちゃんと写真の載った雑誌が送られてきましたよー