男山・女山(オンヤマ・メンヤマ)
職場の近くにある里山、男山と女山。 今日は、女山から男山へと縦走してきました。 どちらも300m未満の低山ですが、ここには八十八か所の霊所をめぐる道もあり、どこか心を落ち着かせてくれます。 私は、密かにパワースポットではないかと思っています。
ここはかって大野村とよばれていたことから、近くには「大野の整合」とよばれる見事な断層のあることで知られています。
(登山口の大野神社)
小さな神社ですが、厳かでいいですねー
ここが、男女山八十八ケ所霊所の第一番です
道沿いに次々に続いて行きます
今日は登山中に、この山を整備しておられる人に出会い、話が盛り上がり、女山の玄武岩の場所まで案内してもらいました。 この男山と女山は、第三紀層を貫いて地下数十キロメートルから飛び出してきた玄武岩の山だそうで、地質学からみると、とても興味のそそられる山なんだそうです。 この玄武岩も、県下でも最大級の広さだそうで、中島篤巳著「岡山県百名山」の中にも記載されていました。
この柱状節理は綺麗な形をしていました。
少しづつ剥がれ落ちてきているようで、危険なので下山ルートを整備できないと言っておられました。
女山の山頂付近から見下ろす景色はとても綺麗です。
女山山頂には、町内の交通事故の犠牲者の供養と交通安全を祈願して、石造観音立像が立てられています。
山頂から鏡野町の街並みを見下ろす
男山に向かう途中、ミツマタの花が咲いていました
これはヒメオドリコソウです
菜の花も少しづつ咲き始めました
女山登山道にも、幾つも石像が続きます
男山山頂から石像がふもとを見下ろしています。
下山後、男山を見上げる
男山・女山には、これから幾種類もの花が咲きます。 季節と共にジュウニヒトエ、タツナミソウ、シャガ、ツリガネニンジンなど、えっ!こんなところに!と驚かされます。 今日も、この山からパワーをいただきました。