県立森林公園に春を訪ねて
今年の岡山県立森林公園の山野草は、例年よりも1週間ほど早く咲き始めたみたいです。 水芭蕉ももう終わりかけ。 もう少し早く足を運んでいたら、形の良い水芭蕉も撮れたかもしれません。 リュウキンカもサンインシロカネソウも、もう満開でした。
いつもの県立森林公園の入口です。
ハイカーも多かったですねー
第二駐車場から第三駐車場まで車が連なっていました。
ビジターセンターです。
まだ,火を焚いていました。
さっそく水芭蕉ですが、保護区域の範囲が広がっているようで、
そこかしこに水芭蕉が咲いていました。
でも、群生地の今年の水芭蕉ももうお終いのようでした。
こちらはリュウキンカですねー よく見ると可愛くて綺麗です。
ショウジョウバカマです。
こちらもリュウキンカです。
こちらはエンゴグサ。
キクザキイチゲですねー
タチツボスミレかな? スミレは種類が多いからねー。
目当ての一つ、サンインシロカネソウです。
県境の水分の多い場所に咲いていることが多いようです。
こちらはミヤマカタバミだと思うのですがー
ブナの森も少し歩いてきました。
地を這うブナの根です。
ブナの大木です。
見上げると新緑がまぶしかった。
カメラをα7Ⅲに変えたけど、本当に使いやすくなりました。
クリエイティブスタイルはすべてニュートラルで撮っていますが
彩度の適度にある風景では、そのまま自然をリアルに切り取ってくれます。
今回、思い切ってSONYの50mmF1.4を除いて、すべてAマウントからEマウントに切り替えてしましました。 SONYはもう、Eマウントを本気で突き進んでいくんでしょうね。
蒜山(春の花)
最近、肩こりが激しく、それをリュックのせいにしている。 カメラはα7Ⅱ。 標準、広角、マクロの交換レンズに三脚。 それだけでも重い。 水1ℓ、弁当、ジャンバー、タオル、雨ガッパとスパッツ、ヘッドライトなどの緊急用品などなど。
そんなせいもあって、昨年軽量のα6500を購入した。 Eマウントの標準ズーム16-70mmF4(35mm換算24-105mm)は軽い。 広角10-18mmF4も軽い。 100mmF2.8マクロ(旧タイプマクロ)も軽い。 これでどうだ?!
5月初旬の蒜山は、何と言ってもカタクリやイワカガミなどの花に尽きますね。 そして、そのためには下蒜山から中蒜山までの縦走路を行かなければ勿体ない。 今回は、下蒜山を越えてフングリ乢まで歩いてきました。
蒜山も少しずつ新緑の色づきとなってきました
これは、オオカメノキの花です
クサリ場を歩き始めるとトキワイカリソウが咲いていました
五合目を過ぎ、下蒜山山頂を目指します。 連休ということもあって、登山者は多かった
八合目付近からの展望
素晴らしい景色です
下蒜山山頂を通過し、フングリ乢を目指します
途中にカタクリの群生がありました
綺麗ですねー
フングリ乢まで300mは下ります
ブナの木陰に囲まれた山道にイワカガミが群生していました
ひっそりとした佇まい
可憐ですねー
色んなイワカガミがあります
中蒜山を見上げる
そして、こちらにも沢山のトキワイカリソウが咲いていました
こちらはタチツボスミレでしょうか
蒜山のブナはそんなに多くはありませんが
やはり、ブナの山道はいいですねー
最後にダイセンキスミレです
今回は、肩こりが少なかったかなー
写真の写りもそこそこいいし、
積極的に使っていきたいですねー
春の那岐山とイワウチワ
昨年、鹿の食害によって那岐山山道のイワウチワは壊滅状態でした。 「今年はどうかなぁ?」と週末に、鳥取県側のルート(西仙コースから登り東仙コースで下山)を歩いてきました。 網を張って保護されている場所もありましたが、あのイワウチワの咲き乱れる、見事なイワウチワの群生を見ることができませんでした。 残念ですねー。 でも、保護活動をしてくださっている皆さんに感謝です。 特に春のこのコースは、是非お勧めしたいコースです。 イワウチワ、山頂からの展望、そしてブナの山道は一見の価値があります。 是非歩いていただきたいですね。
渓流の音を聴きながら山道入口に向かいます。
ミソサザイのさえずりがにぎやかでしたね。
春の木の芽が新鮮です
ゴール橋から山道に入ります。
渓流を渡ります
イワウチワの山道のはずが、全く見つけられません。
こんな風に、網がかけられています
ようやくイワウチワです。
馬の背小屋に到着
さらに、頂上を目指します
稜線の休憩小屋が見えてきました
縦走路が見えてきました
稜線から縦走路を見下ろす
那岐山南峰です
山頂から西峰を見下ろす
下山ルート(東仙ルート)は、見事なブナの道です
童話の世界に入り込んでしまったかのように感じます
ブナ
ブナの山道です
東仙コースにもイワウチワが咲いていました
少し少なめですがねー
渓流は本当に綺麗です
まだまだ鹿との戦いは続きますが、いつまでも残してほしい花ですねー
雨乞山のイワウチワ
まだ少し肌寒さの残る初春の風を感じながらも、日の光が輝く朝は、体がうずうずしてきますね。 日曜日の午後、どうしても歩きたくなり市内の山を歩いてきました。
この雨乞山は、湯原温泉の東にそびえ、南の三坂山から眺めると丁度綺麗な正三角形に見えます。 昔、雨乞いの祈りの捧げられた山で、何よりこの時期に咲くイワウチワが見事です。
登り口の湯本神社です。
しかし、道が荒れていました。 歩く人が少ないんでしょうね。 でも、このイワウチワの道は残しておいて欲しいです。
初めての人なら、道に迷いそうでした。
でも綺麗ですよねー。 イワウチワ。
ちょっとトリミングして拡大します
雨乞山は急登の道で、このあたりも気を付けていないと渓流に落ちてしまいそうです。
なかなか写真を撮るのが難しいー
どうです? 可愛らしく撮れているでしょう。
一輪一輪 個性があります
真庭市の山では、イワウチワの花は、この雨乞山しか
聞いたことがありません。
鏡野町の伯州山のイワウチワはよく知られていますが、
今年はどうなんでしょう。
男山・女山(オンヤマ・メンヤマ)
職場の近くにある里山、男山と女山。 今日は、女山から男山へと縦走してきました。 どちらも300m未満の低山ですが、ここには八十八か所の霊所をめぐる道もあり、どこか心を落ち着かせてくれます。 私は、密かにパワースポットではないかと思っています。
ここはかって大野村とよばれていたことから、近くには「大野の整合」とよばれる見事な断層のあることで知られています。
(登山口の大野神社)
小さな神社ですが、厳かでいいですねー
ここが、男女山八十八ケ所霊所の第一番です
道沿いに次々に続いて行きます
今日は登山中に、この山を整備しておられる人に出会い、話が盛り上がり、女山の玄武岩の場所まで案内してもらいました。 この男山と女山は、第三紀層を貫いて地下数十キロメートルから飛び出してきた玄武岩の山だそうで、地質学からみると、とても興味のそそられる山なんだそうです。 この玄武岩も、県下でも最大級の広さだそうで、中島篤巳著「岡山県百名山」の中にも記載されていました。
この柱状節理は綺麗な形をしていました。
少しづつ剥がれ落ちてきているようで、危険なので下山ルートを整備できないと言っておられました。
女山の山頂付近から見下ろす景色はとても綺麗です。
女山山頂には、町内の交通事故の犠牲者の供養と交通安全を祈願して、石造観音立像が立てられています。
山頂から鏡野町の街並みを見下ろす
男山に向かう途中、ミツマタの花が咲いていました
これはヒメオドリコソウです
菜の花も少しづつ咲き始めました
女山登山道にも、幾つも石像が続きます
男山山頂から石像がふもとを見下ろしています。
下山後、男山を見上げる
男山・女山には、これから幾種類もの花が咲きます。 季節と共にジュウニヒトエ、タツナミソウ、シャガ、ツリガネニンジンなど、えっ!こんなところに!と驚かされます。 今日も、この山からパワーをいただきました。
節分草を訪ねて
ニュースで、今年の節分草の開花が報じられていました。 でも、
先週も先々週も、忙しくて・・・
今日、ようやく美作市河会地区の節分草を訪ねて行ってきました。
地域の皆さんの努力で保護されている節分草。 今年も沢山咲いて
いました。
レンズはやはり135mmSTFがいいですねー
100mmマクロもいいけれど、
「いいなー」と感じた写真の多くはSTFでした。
愛好家も多く訪れていましたが、
「この子、可愛いねー」と、まるで人の子を見ているようでした。
直径2cmほどの小さな花なので、上から見ていると、ただ沢山咲いているなー
としか見えないのですが、一輪一輪をじっと見つめていると、確かに
どこか個性が見えてくるようです。
這うようにして写真を撮っている方もいます。
花の咲いているその佇まいが、私は好きです。
その雰囲気というか、空気感を写せたらいいですねー
こんな雰囲気はいかがでしょう。
写真は、やはり光が重要ですねー。 花の写真を撮っていると
強く実感します。 午後の日の光に感謝!